活動状況

活動報告

2015.04.17

九州大学共進化社会システム創成シンポジウム ~都市OSはこう創る!~開催について

活動報告

2015年4月10日(金)、共進化社会システムイノベーション施設において“九州大学共進化社会システム創成シンポジウム ~都市OSはこう創る!~”を開催いたしました。本年2月に竣工したばかりの共進化社会システムイノベーション施設では初めてのイベント開催となり、多数の参加を頂くことができました。

本シンポジウムでは、各講演者が、今後“都市OS”をどのように創り上げていくのか?という観点から『都市OSの創り方①-⑦』の7つの講演を行いました。“都市OS”開発に向けたこれまでの実証実験データの紹介や、P-Sen(キャンパス内“Peti Sensor Box”)、B-Sen(施設内“Big Sensor Box”)によって今後どのような情報が得られるのか実際に参加者に見学して頂くことでこれまでお伝えできなかった情報を公開することができました。

“都市OS”の開発を今後どのように進め、最終的に社会実装するのか?また情報を収集→蓄積→分析することによる効果を人々の生活にどのように与えることができるのか?今後も様々なイベント開催を通してより多くの方に知って頂けるように努めてまいります。

B-Sen内覧会

共進化社会システムイノベーション施設内にあるB-Senの内部を参加者に初公開いたしました。B-Sen内には多種多様なセンサーが設置されており、人が実際に生活することで、人の1日の行動情報を収集することが出来ます。収集された情報を基に人の動きを予測する空間シミュレーターによって、“都市OS”の特徴である“サイバー空間(あの世)”から“実世界(この世)”に最適なデータをフィードバックするための基盤開発に向けた実証実験を行うことができます。その他にも、高齢者などの介護に使われる生活支援ロボットや脈拍を測定する車椅子が設置されており、見学に訪れた参加者にB-Sen内にある様々な設備の説明を行いました。

≪講演資料≫ ※下部よりダウンロード可
「都市OSの創り方2 B-Sen: ヒト・モノ・ロボットの屋内センシング編」
倉爪 亮(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

P-Sen体験(被センシング)ツアー

伊都キャンパス内に設置されている14基のP-Senを参加者に紹介いたしました。それぞれ違った場所に設置されたP-Senからどのような人流データがリアルタイムで取得でき、取得したデータをどのように使うのか説明を行いました。

≪講演資料≫ ※下部よりダウンロード可
「都市OSの創り方1 P-Sen: 屋外人流センシング編」
内田 誠一(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

講演資料

講演資料を下記よりPDFとしてダウンロードができます。是非ご覧下さい。

都市OSの創り方0 ビジョン、ミッション、そしてストラテジー」
村上 和彰(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

都市OSの創り方0(7.00 MB)

「都市OSの創り方1 P-Sen: 屋外人流センシング編」
内田 誠一(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

都市OSの創り方1(5.37 MB)

都市OSの創り方2 B-Sen: ヒト・モノ・ロボットの屋内センシング編」
倉爪 亮(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

都市OSの創り方2(6.37 MB)

「都市OSの創り方3 BODIC.org: ビッグデータ&オープンデータ蓄積・分析・活用編」
後藤 孝行(九州大学共進化社会システム創成拠点学術研究員)

都市OSの創り方3(3.23 MB)

「都市OSの創り方4 人流・交通流ビッグデータを活用した次世代都市経営編編」
森岡 道雄(株式会社日立製作所 情報・通信システム社 スマート情報システム統括本部 担当部長)

都市OSの創り方4(3.89 MB)

「都市OSの創り方5 ビッグデータ解析で福岡市の未来(5分後から数年後まで)を予測する!編」
藤澤 克樹(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授)

都市OSの創り方5(9.25 MB)

「都市OSの創り方6 都市OS4E: エネルギー需給最適化編」
谷口 倫一郎(九州大学大学院システム情報科学研究院教授)

都市OSの創り方6(4.35 MB)

「都市OSの創り方7 総集編」
是久 洋一(九州大学共進化社会システム創成拠点長)

都市OSの創り方7(6.27 MB)

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