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お知らせ

2015.03.23

東京大学ワークショップ開催について

報告内容

 3月18日(水)13:00より東京 神保町の学士会館にて、「共進化社会システム創成拠点」サテライトである東京大学主催によるワークショップが開催されました。「初期投資ゼロの電気代そのまま払い実証実験と今後の展開・課題」というテーマで、省庁、自治体、民間企業、大学関係者44名の参加があり、活発な議論が交わされました。

 本テーマは、英国のグリーンディール政策を参考にしながら、家庭における低炭素技術導入を実現しようとする試みです。省エネ推進に必要な家電製品の初期投資を金融機関等が融資し、導入によって得られる電気代の節約分をローン返済に充てることで、初期費用をゼロにするプログラム(実証実験)であり、早期の社会実装が期待されます。


【当日のプログラム内容】
<第1部>
テーマ:「電気代そのまま払い」実証実験のご紹介
 内容:北海道下川町、静岡県長泉町の取組み事例の概要と課題発表

<第2部>
テーマ:健康メリットによる断熱改修経済性向上は可能か
 内容:ヒートショックの疾患リスクを下げることによる「電気代そのまま払い」の可能性に関する発表

<第3部>
テーマ:自治体の省エネ・再エネ事業への取組みの現状と課題
 内容:北海道下川町、水俣市より省エネ・再エネ事業の取組み、課題について発表

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