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お知らせ

2016.09.30

東京大学EMSサテライト ワークショップ開催について

先日ご案内しておりましたように、共進化社会システム創成拠点の東京大学EMSサテライトのワークショップ「パリ協定を踏まえた再生可能エネルギー大量導入と電力システムのイノベーション」が2016年9月26日(月)13:00より学士会館202号室 (東京神保町)にて開催されました。

本ワークショップでは電力市場自由化のもと再生可能エネルギーが大量導入された場合の電力系統運用・制御について、必要となる技術や経済的負担分担の方法についての講演・議論が行われました。

聴衆からは太陽光発電などの再生可能エネルギーからの水素生成や水素の利活用(混焼や発電)について技術的、制度的な観点での実現性等についてなどの質問があり、活発な討議が行われました。

ワークショップを通して水素の製造・貯蔵・利用についての先端的な知見の共有が図られました。

プログラム

13:00-13:05 開会挨拶
                       是久 洋一
                       (九州大学 共進化社会システム創成拠点(CESS) プロジェクトリーダー)

13:05-13:10 趣旨説明
                       松橋 隆治
                       (COI-S 研究リーダー/科学技術振興機構低炭素社会戦略センター(LCS)
                         研究統括/東京大学工学系研究科教授)

■第1部:再エネ大量導入時の電力系統安定化技術とアンシラリーサービス

13:10-13:30  再生可能電源導入とクラスター構想-九州地域での事業展開-
                     原田達朗 (九州大学 炭素資源国際教育研究センター 教授)

13:30-13:45  米国におけるアンシラリーサービスの現状調査と日本における可能性
                     高瀬 香絵 (東京大学工学系研究科 客員研究員/LCS 特任研究員)

13:45-14:00  地域エネルギー事業者としての再生可能関連事業の評価
                     吉岡 剛 (東京大学工学系研究科 客員研究員/LCS 特任研究員)

14:00-14:15  議論(15分)

14:15-14:30  -休憩-

■第2部:貯蔵技術としての水素の可能性

14:30-14:50  再エネ大量導入における水素の役割と課題
                     土肥 英幸 (九州大学 水素エネルギー国際研究センター 教授)

14:50-15:10  持続可能な低炭素社会に向けた水素のポテンシャル
                     世界はPower to Gas からPower To Xへ
                      広瀬 雄彦 (九州大学カーボンニュートラル国際研究所 招聘教授/HyGrid研究会)

15:10-15:30  九州地区における再生可能電源と水素利用事業のシステム評価
                     松橋 隆治

15:30-16:25 パネルディスカッション・議論

16:25-16:30 閉会挨拶

講演資料(下記サイトをご確認ください)

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