東京大学EMSサテライト ワークショップ開催について
2017年12月21日(木)13:00より学士会館202号室において、東京大学EMSサテライトによるワークショップ「再生可能エネルギー大量導入時の電力システムのイノベーション」を開催しました。本ワークショップの目的は、電力自由化市場のもと、再生可能エネルギーを大量に導入した場合の電力系統運用(インバランス解消、周波数制御 等)について、実務者・研究者・政府関係者を招聘し、講演・議論を行い、最先端の知見を共有するものです。
最初に、COIの池上徹彦ビジョナリーチームメンバーよりご挨拶をいただき、九州大学共進化社会システム創成拠点の石原晋也プロジェクトリーダーより開会挨拶を行いました。
続いて、東京大学EMSサテライトリーダーの松橋隆治教授より趣旨について説明した後、研究者、企業からの講演が行われました。
講演後の質疑応答も活発に行われ、成功裡に本ワークショップを閉会することができました。
今後もワークショップ等の活動を通じて最先端の知見を共有し、当拠点のエネルギー分野の研究成果を社会実装できるよう積極的に推進していきます。
①開会挨拶
池上 徹彦(COIプログラム ビジョン3 ビジョナリーチームメンバー)
石原 晋也 (九州大学共進化社会システム創成拠点(CESS) プロジェクトリーダー)
②趣旨説明
松橋 隆治 (COI-S 研究リーダー/ 科学技術振興機構低炭素社会戦略センター
(LCS)研究統括/東京大学工学系研究科教授)
③春日ブルーエナジーの挑戦と課題
原田達朗 (九州大学 炭素資源国際教育研究センター 教授)
④自治体出資新電力会社の現状と今後の課題
白岩 紀人 (みやまパワーHD株式会社 取締役副社長)
⑤EVを用いた協働・共有型モビリティシステムと周波数制御の連携可能性に関する実証実験
有吉 亮(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 特任准教授)
⑥再生可能エネルギー大量導入と電力システムに求められるイノベーション
松橋隆治 (東京大学工学系研究科 教授)
⑦議論
⑧閉会挨拶