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お知らせ

2015.01.21

共進化社会システム創成拠点シンポジウム開催について

報告内容

 平成27年1月9日(金)、アクロス福岡(福岡市)において、「共進化社会システム創成拠点シンポジウム」を開催しました。本シンポジウムは、昨年3月に東京で第1回目を開催して以来、今年で第2回目の開催となります。
 今回のシンポジウムでは、究極のエコエネルギーとして注目されている水素エネルギーについて企業、行政、大学の違った目線から講演をしていただきました。企業からは東京ガスが水素エネルギーの利用技術、九州電力が離島における再生可能エネルギー導入に向けた取組みについて講演いただき、行政からは福岡県内の水素戦略や福岡市でのエネルギー問題に対する取組みについて講演いただきました。九大COIからは佐々木主幹教授がキーノートスピーチとして水素エネルギーを社会の中で活かすための取組みについて講演し、谷口教授が水素を含めたエネルギーを人間中心の社会につなげる都市OSについて講演いたしました。
 講演会場の外では、各九大COIユニットが作成した活動ポスターやデモ機を展示し、訪れた一人一人の参加者へ説明を行いました。当日は新しい社会システムや水素エネルギーに期待や関心を寄せる約250名の参加があり、産官学で進める共進化社会システム創出の活動と九州での水素エネルギー普及への取組みや課題等について情報を発信することができました。

展示デモ機の紹介

シンポジウムで各ユニットが展示したデモ機についてのご紹介をいたします。

エネルギーモビリティユニット
【タイトル】
再生可能エネルギーによる水素製造・水素貯蔵・燃料電池を活用したシステムの簡易デモ

【説明文】
太陽光パネルから得られた電気を、水電解装置で水素に変換し、貯蔵した水素を随時、燃料電池で発電するシステムは二酸化炭素を排出しないクリーンな社会を実現します。

情報モビリティユニット
【タイトル】
熱活性化遅延蛍光(TADF)材料を用いた有機ELディスプレイ

【説明文】
これらの有機ELディスプレイは、九州大学・最先端有機光エレクトロニクス研究センターにて世界に先駆け開発されたTADF分子を発光材料として使用しています。TADF分子による超高効率EL発光の実現は、無限に設計可能な有機分子により、多彩な発光特性および機能を実現できることを証明するものです。

ヒト/モノモビリティユニット
【タイトル】

【説明文】

講演資料

一部の講演資料を下記よりPDFとしてダウンロードができます。是非ご覧下さい。
※非公開又は一部内容を抜粋している資料がございます。ご了承下さい。

拠点挨拶
安浦 寛人 氏(九州大学理事 COI研究リーダー)

講演資料(PDF)(2.73 MB)

プロジェクト全体の進捗説明
是久 洋一 氏(COI拠点長)

講演資料(PDF)(6.65 MB)

キーノートスピーチ:水素エネルギー社会実現に向けて
佐々木 一成 氏(九州大学 主幹教授)

講演資料(PDF)(6.23 MB)

福岡水素戦略の展開
牛島 英典 氏(福岡県商工部新産業振興課 課長)

講演資料(PDF)(3.01 MB)

エネルギー問題に対する福岡市のとりくみ
横内 正明 氏(福岡市環境局エネルギー政策担当部長)

講演資料(PDF)(5.90 MB)

水素エネルギーへの期待と利用技術
松崎 良雄 氏(東京ガス㈱ 基盤技術部 主席研究員)

講演資料(PDF)(2.10 MB)

離島における再生可能エネルギーの導入拡大にむけた課題とその対応について
水町 豊 氏(九州電力㈱ 経営企画本部 長期エネルギー戦略 グループ長)

講演資料(PDF)

都市OSが変える未来のエネルギー事情
谷口 倫一郎 氏(九州大学システム情報科学研究院 教授)

講演資料(PDF)(4.01 MB)

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